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院長の独り言

院長の独り言 その210

10応7に久留米六角堂で酒フェスタがあった。珍しく娘から、一緒に行こうとお誘いがあった。娘は私に似て、お酒に強い、妻は全くお酒を飲まない。 昔は飲めたはずが、子供が生まれてから飲まなくなり、いつしか飲めなくなった。

ゴルフにも行きたいし、と迷っていると、妻から 「どうせ明日は行くんでしょ、娘が誘ってくれるうちが花だよ。私は飲めないから送迎してあげるよ。」と背中を押され、首を縦にふった。酒フェスタは、大賑わいで、座れる場所はなく、立ち飲みで色んなお酒を味わった。走り回る子供達や盛り上がって笑顔いっぱいの淑女たちや酔いつぶれて地面に寝ているおじさんもいた。しかし暑さと混雑と立ち飲みで落ち着けるはずもなくあまりお代わりすることもなく早々に会場を後にした。

その後、散歩がてら帰宅することにした。2人並んで歩きながら、生後数ヶ月の頃娘を抱いて同じ道を散歩したことを思い出した。当時産婦人科医だった私が、出産時に娘を取り上げたので、娘が最初に見た人間は私である。もちろん沐浴も手馴れたもので、台所のシンクにベビーバスを置いて、よく洗ってやったよな~。でもオッパイがないから、やっぱりママ・ママだったよな~。ほろ酔い気分で、昔を懐かしんでいたら、ウルウルしてしまった。最近どうも涙もろい。

あちこちのお店をのぞき、おやつにチーズナンをテイクアウトし、帰宅した。「ただいま~」と元気に帰宅したら、掃除中の妻から 「どうだった?楽しかった?酔っ払つてないわね?それにしても帰るの早すぎ!」と言われた。

私達男性は、女性のみなさんみたいに、「何時間も何時間もお喋りが、できないんです。何回も何回も同じ話で盛り上がることは、できないんです」と心の中で呟やいていた。

家を出て 2時間で帰宅したのは早すぎかもしれなかったが。

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