NAILS 巻き爪・陥入爪

マチワイヤー法

マチワイヤーとは強い弾力を持つ形状記憶合金のことです。その装置を用いて行う巻き爪矯正法がマチワイヤー法です。マチワイヤー法は、まず爪を伸ばすことから始まります。十分に爪が伸びたら、穴を開けて、ワイヤーを通していきます。その後、医療用接着剤で固定し、爪を理想的な状態に整えていくのが特徴です。矯正する力は強いものの、数ヶ月に1度はワイヤーを交換する手間がかかります。ただし、ほとんど痛みはなく日常生活を送る上でも支障が生じません。

マチワイヤー法の治療の流れ

  1. STEP01

    爪の先に2ヶ所穴を空けます。

  2. STEP02

    空けた穴にワイヤー(形状記憶合金)を通します。

  3. STEP03

    余分な部分はカットし、医療用接着剤で固定。ワイヤーが自然に元の形に戻ろうとする力を利用して巻き爪矯正します。

マチワイヤー法の特長

施術自体は短時間でまったく痛みがありません。施術直後からいつも通り日常生活(運動や入浴)を送っていただけます。
症状が再発した場合も、再度施術を行えば改善効果が期待できます。

ワイヤーの交換と治療期間について

症例によりますが、巻き爪が完治するまでの期間は3~8ヵ月ほどです。そのため、数回ほど医院に来院していただき、ワイヤー交換を行う必要があります。

マチワイヤー法の注意点

医療機関での施術費は日本では保険適用がないため、自由診療となります。即効性がある代わりに、効果期間は短い傾向にあります。

VHO式巻き爪矯正術

深爪が原因の「陥入爪」や、内側へ異常に湾曲していく「巻き爪」で悩んでいる方が非常に多いにもかかわらず、あまり優れた治療方法がありませんでした。「VHO式巻き爪矯正術」は爪を深く切り込んでいても施術が可能で、施術当日から入浴、運動も可能です。日常生活には全く支障がない優れた方法と言えるでしょう。

VHO式巻き爪矯正術の治療の流れ

  1. STEP01

    専用のスチール鋼を爪の大きさに合わせて切り、爪の湾曲状態に合わせてワイヤーを湾曲させる。

  2. STEP02

    これを爪の左右に引っ掛け、専用のフックを用いて巻き上げ、固定する。

  3. STEP03

    余分なワイヤーをカットした後、人工爪でワイヤーの固定部分をカバーする。

VHO式巻き爪矯正術の特長

爪の横に引っ掛けたワイヤーは、一見、食い込んで痛いように見えますが、血管が走っている真皮内まで突き刺すわけではないため痛みを感じることはなく、出血もしません。従って、麻酔の必要もありません。
固定したワイヤーは爪の伸びとともに前方に移動するので、施術して約3ヵ月後に付け替えを行います。これを半年から1年くらいかけて矯正していきます。

血を出さず、痛くない

「VHO式巻き爪矯正術」は爪を深く切り込んでいても施術が可能で、施術当日から入浴、運動も可能です。日常生活には全く支障がない優れた方法です。

VHO式巻き爪矯正術の注意点

医療機関での施術費は日本では保険適用がないため、自由診療となります。しかしこれを手術治療した場合の、術後1〜2週間も続く痛み、醜く完治した爪、手術そのものにかかる費用等を考えれば、それほど高いものではないと思われます。

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