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院長の独り言
院長の独り言 その211
母は強し
娘と妻が8日間ウズベ スタンツアーヘ行ったた。なぜ?どこ?と疑問ばかり。シルクロー ドの真ん中で、砂漠とオアシスがあり、言いタイルの建造物が綺麗で見てみたいらしい。現地での飲料や食物は要注意で、歯磨きまでペットボトルの水が必要とか日本人が消化酵素を持たない油が使われるため下痢をすることが多いらしい。
旅行前には添乗員から、停竃対策で懐中竃灯、紙やタオんが硬いのでトイレットペーパーとタオル、胃薬と下痢止めの持参は必須の連絡があった。ポケットWi-Fiもなかなか繋がらないらしい。不便な国だなーと思ったが、2人は楽しそうに荷造りをし、元気に出かけた。
ツアー中はあまり連絡が取れなかったが最終地の首都で、やっとLINEが繋がり、妻のダウンを知った。5日目夜中に吐気と腹痛でトイレから動けなくなり、娘がお腹を温めてくれて横になったまま着替えもお化粧もやってもらうほど辛かったらしいが、薬が効いたら翌日はしつかり観光に出かけ、とても楽しんだことを驚いた。
帰国後、妻のお腹がぽっこり出ていて「私めちゃくちゃ太ってない?お腹だけ凄くない?」とさらに軽い腹痛が続くので受診させると、腹水が溜まっていた。「物凄く痛かったでしょう?かなり我慢したでしょう?」ときかれたようだが、本人はそうでもなかったみたいだ。
それを聞いて私も娘も 「やばい!そんなに重症だったんだ」とかなり焦り心配した。当の本人は 「妊娠6ヶ月~7ヶ月やね~。お腹を抱えないと歩きにくいよ。妊婦時代を思いだしたよ。」と笑っている。出産経験のある女性は痛みに強い!感心した。ちなみに、旅行中下痢をした人は何人もいたらしいが、ホテルで寝たきりで動けなかったのは男性だけだったとか。納得。やはり母はつよし。