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院長の独り言vol.142-145
院長の独り言 その142 <ノーマジーン:2013年12月号>
YEAR END PARTY 2013
またまた忘年会の季節になってきました。昨年一番好評だったのは、妻のリクエストによる医師と薬屋の5人でのDJ OZUMAの「うちわ芸」ー裸にTバックでのダンスは、おしり丸出しのため、みんなダイエットや筋トレと体造りから頑張った。それでもそのうち二人は、お腹のお肉がプルンとしていて「あれなら自分の方がいい体をしている!」と思った数名が「僕もやりたかった。来年はメンバーに入れてください。」と申し出てきた。その中に我が家の息子も、そして私もいた。1年あれば肉体改造できるでしょうと簡単に思っていた。
今年は昨年のメンバーは転勤等で居なくなり、一人だけ残った29歳がリーダーになった。そして新たに脱いでみたいメンバー6人が加わり、7人のチームが出来上がった。娘からは「筋トレせんと!それで脱いだら失笑よ!」と冷たい忠告を受けてしまった。毎日腹筋を頑張るも、なかなかわき腹のお肉は落ちない。リーダーと妻で今年のダンスを決めるも、私が参加するからか?かなりスローテンポの曲である。
リーダーが「衣装の水着はブーメランビキニでいいですか?」の問いに「できればトランクス、せめてブリーフくらいの大きさの水着にしてよ。若くないお尻は隠しておかなきゃ。高校生(息子)のお尻はいいんだけどね~」と妻。頑張ってマッチョになる予定が忙しさにかまけて、気が付けばもう1ヶ月もない。最後には「今回は若くてスタイルがいい男子が多いから、パパは笑い路線で行ったら?」と芸達者な妻からアドバイスをされた。
それはジャニーズを夢見た少年に、吉本に入ったらとすすめるようなものだよ!と心の中で叫びながら、そっと自分の脇腹をつまんでみた。
院長の独り言 その143 <ノーマジーン:2014年16月号>
YEAR END PARTY 2013 part2
今年の忘年会も大盛況のうちに幕を閉じた。例年に比べ演目が減ったためyoutubeによく投稿されているAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」をスタッフや私の家族だけでなく出入りの各業者さんをほぼ網羅して撮影、40時間程かけて編集したMOVIEを作り上映した。好評でした。
余興は2つに参加し、メインは7人で練習に練習を重ね、見事に「トリ」を飾った。衣装は赤&黒ふんどし。毛深い私は前々日にお風呂場で無駄毛を処理して排水溝を詰まらせ、妻に迷惑をかけたが、初ふんどしは意外にも心地よかった。他のメンバーもみんなよく似合っていた。もちろん当日は三脚固定と手持ちのビデオカメラ、そして一眼レフで写真も撮影、バッチリとれたので編集中です。
思い返せば1年前、Tバック姿で踊るMR(製薬会社の営業)や若い医師達の楽しそうな姿を見て、来年はやりたい!と思った。1年あれば肉体改造して、マッチョな裸体をお披露目できるのでは?と夢見てしまったが、なかなか現実は厳しく、わき腹のお肉をつけたままになってしまった。
いざ本番。音楽は氷川きよしの「ずんどこ節」。あんなに練習したのに、最初に間違えたのは私だった。そのため舞い上がり、頭は真っ白に・・・。それでも隣の人の踊りをチラチラ見ながら、「ずんどこきよし」を「ずんどこ秀樹」に変えた掛け声に、後半はノリに乗ってフィニッシュ&ポーズ。その直後舞台にかぶりつきで盛り上げてくれた女性陣に1万円札で作った首飾りをはめてもらい、ふんどしの紐にはおひねりをはさんでもらった。(すべておもちゃのお札でした。)
何と言う楽しさ。何と言う達成感。見るとやるとでは大違いで、また来年もやろうと即座に思った。来年こそは脇腹の肉もなく、若者に負けないマッチョな体で舞台に立つぞ!と夢見る夢男になっております。
院長の独り言 その144 <ノーマジーン:2014年02月号>
風呂
私のお風呂は早い。カラスの行水である。暑がりで汗かきなので、夏は湯船に入らない。真冬でもホントにたまにしかつからない。それに比べて妻はゆっくり湯船に入る。妻が湯船で温まっている時に私も入って、さっさと洗って先に出ることもある。
先日も妻が入浴している間に入ろうと服を脱いでお風呂のドアを開けた。開けてビックリ、入っていたのは娘だった。「ママかと思ったから・・・」と言い訳して出ていこうとした私に「寒いから入っていいよ」と娘に言われ、素直に入れさせてもらった。
医学部に通う娘からいろんな医学的な質問をされ頭を洗いながら話が弾んだ。お風呂から話し声が聞こえたのを不審に思い妻がドアを開け、私達を見て驚いていた。
お風呂から上がり、妻に事情を話したら「優しい娘でよかったね」と言われ、私は大きく頷いた。隣で娘が「だって寒いから可哀想やん」と言っていた。
もしも、夏だったら出ていかされたのかな?と疑問だったが、年頃の娘に入浴を拒否されなくてとっても嬉しい出来事だった。
院長の独り言 その145 <ノーマジーン:2014年03月号>
節分
朝仕事に出かけるときに「今日は早く帰って来てね。」と妻に言われた。何があるんだろうとウキウキしながら尋ねたら、節分の豆まきをするので鬼が必要との返事だった。
毎年のことながらまぁ必要とされているから良しとしよう。仕事が終わって院長室で休んでいたら「鬼さん、お待ちしています。」と帰って来いコールがあった。
息子は寮なので、娘と妻と私の3人での豆まきは、当然”妻がお多福のお面”で私は”鬼のお面”。掃除が簡単なように小袋に入った豆を袋ごと投げて、その後酒のつまみとして年の数以上に3人で食べた。
いつからか我が家にも導入されたコンビニ製極太恵方巻も食べた。東北東か北北東か微妙に方位に気を使ったのできっと厄除けはばっちりだろう。
思い起こせば結婚して25年以上になるが、毎年私は鬼をやり続けている。娘が小さい頃は、怖いお面を買って来て本気で追いかけ回し、娘を号泣させて楽しんだものだ。
「悪いことをしたら鬼を呼んで来るぞ!」と言えば、「ごめんなさい!」と娘はお利口さんになり私はニンマリしたものだ。
残念ながら今は全く通用しないが。