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院長の独り言

院長の独り言vol.071-075

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院長の独り言その75    <ノーマジーン:2008年5月号>

「嫁と小姑」
叔父の法事と2年ぶりの墓参りのため、私の故郷の沖縄に帰省した。
家族四人と嫁の弟夫婦と婦長の息子の7人の大人数旅行となった。弟嫁とうちの嫁は、嫁と小姑なのになぜかとても仲が良く、行きの飛行機から弟嫁はうちの奥さんを独占した。旅行中は二人で沖縄人になりきって、沖縄の方言で話すけれど、「沖縄はたのしいさ〜」と何でも「さ〜」をつけるいい加減なもので、そんなつまらない会話でも盛り上がっていた。二人でお風呂に入り、気がつけば二人でペチャクチャニコニコ、女はお喋りが好きな生き物だと痛感した。帰りの飛行機の搭乗前には、福岡空港でお別れだから奥さんの隣に座っていいかと弟嫁からお願いされ、またもや取らてしまった。
でも、生まれ代わったらうちの奥さんと結婚したいと言う弟嫁の申し出に、奥さんは毎回嫌だと断っている。その度に「やっぱり来世も僕と結婚したいのかな?」とプラス思考に考えて、心の中でガッツポーズする私です。

院長の独り言その74    <ノーマジーン:2008年4月号>

「さみしい」
小5の息子は超のつくマザコン。道路を歩く時には妻を車から守る位置を歩き、「お母さん気をつけて!」と妻を気遣う。「生まれた瞬間からお母さんに一目ぼれしたんだよ!」とか「どうしてお母さんはそんなにかわいいと?」とか「今まで出会った人の中で一番の美人はお母さん」などなど口説き文句だらけである。知り合いの中学生が「おばちゃん」と呼ぶのが息子には気に入らないらしく、「ねぇ、何でお母さんをおばちゃんて呼ぶとよ!ピチピチのお姉さんなのに!」と文句を言う始末。ある時、前世占いをしてもらった。妻と息子は仲良しの夫婦で、婦長は幼くして病死した二人の子供だとのこと。確かに息子のマザコンは異常だし、婦長は病弱で妻とは仲が良い。そんな話で盛り上がった後に、「僕は前世はどんな関係やった?」と妻に聞いてみた。父親かな?子供かな?恋人かな?「あなたとはこの世で初めて出会ったらしいよ!」とあっけない一言だった。

院長の独り言その73    <ノーマジーン:2008年3月号>

「満8歳」
8年前のバレンタインデーにさきはま皮ふ科クリニックは開院しました。当時のスタッフは5人。そして今でも勤務しているのは2人。残りの三人は出産、結婚、再婚とめでたい理由での退職でした(本当にめでたかったかは不明)。
開院当日、当時3歳だった息子を義父に預けたと同時に息子が義父の足に抱きついて義父は転倒。頭を切って、当時の手術第一号は義父となりました。ついでに風邪で高熱を出してしまった義母が点滴第一号。
その後、あれほどシミレーションしていたのにナースも受付もパミック状態になってしまい大騒動。保険証の返し忘れと返し間違いで、昼休みに婦長が患者さんの自宅に消しに行く始末となってしまった。人息つく暇もなくスタッフの独りが近々離婚する事を告白(離婚の為の就職だったとは知らず…)後から聴いた私は唖然。
やっと診療も終わりホッとするもレジのお金が5000円足りない。全員でお金の数え直し、計算のし直しをする事一時間。「あった〜!」の声に振り向くと、5000円札が一枚レジの後ろから出て来た。ホッとしたスタッフの笑顔。
毎年開院記念日の度に、残った二人のスタッフと妻で盛り上がる、世にも多難な1日の話です。今年もスタッフやお世話になった方々とささやかながらお祝いをする予定です(これが出る頃には済んでいますが)。これからもよろしくお願いいたします。

院長の独り言その72    <ノーマジーン:2008年2月号>

「台湾のカゼ」
寒い元旦の朝に家族で台湾旅行に出かけた。日頃の行いのせいか?どうも台湾到着時から悪寒がする。とりあえず三ヶ所台北市内を観光をしてホテルに入ったが、その時にはすっかり病人になってしまった。翌日、高級ホテルの豪華バイキング朝食をもりもり食べる家族の横で、中華がゆにスープを飲む私。2日目、3日目も半日の添乗員付き観光をどうにかこなしたものの、後はホテルのベッドの中。台湾も異常気象だったらしく気温が10度まで下ったために亡くなった人もいたらしい。
我が家の元気な三人組は地図を片手に、日本語も英語も通じない下町の路地裏を楽しんだらしい。「帰りは簡単!タクシーでホテルの名刺を見せたら、どんな所からも帰れるよ。」やはり妻はどこででも生活できそうだ。5年生の息子に「台湾で迷子になったら、一人残って台湾人として生きるしかないよ」と脅すと泣き出した。優しい妻は「大丈夫よ。その時はママも台湾人になるから、新しいお父さんを見つけよう!」うむ、妻の目は笑ってなかった。
夜市の屋台を楽しみにしていた家族も、私を置いて行くのがかわいそうなのか?ボディーガードがいなくて不安なのか?夜は3日間一緒にホテルの部屋での夕飯となった。夕飯のメニューは、近くのセブンイレブンで調達した、おにぎり、いなり寿司、どん兵衛、一平ちゃん、スーパーカップ。普段ほとんど口にしないカップ麺も、たまに食べると美味しい事。台湾のカップ麺にも挑戦したが、かなりイマイチ。お正月だし、ちょっと贅沢して日本製を購入。やっぱり日本の味は美味しい、どう考えても私は台湾人にはなれないと痛感した。

院長の独り言その71    <ノーマジーン:2008年1月号>

「ねずみ」
ネットで検索していたところ。いつ頃生まれた話かは不明であるが、十二支の動物に関しての逸話を見つけた。神様のもとに新年の挨拶に来た順番に動物を割り当てたというものである。牛は足が遅いので早めに行ったものの、一番乗りしたのは牛の背中に乗っていた「ねずみ」だった。鶏が猿と犬の間になったのは仲の悪い両者を仲裁していたため。挨拶に行く日について「ねずみ」は猫に嘘を教えたため猫は十二支に入れなかった。それで猫は「ねずみ」を追いかけるようになった。という話である。
これを見つけて妻に自慢げに話したところ、妻は私の干支は知ってるでしょ、あなたは「ねずみ」私は・・。道理でいつも頭が上がらないはずである猫より大きな・・。これ以上はめでたい正月の話題にしたくありません。今年も良い年でありますように。
13番目はイタチ?鹿?どっちだと思いますか

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