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院長の独り言

院長の独り言vol.096-100

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院長の独り言その96    <ノーマジーン:2010年02月号>

「10周年」
いきなりでした。4年前購入したパソコンが不調になった。今まで撮り貯めていた写真は外付けハードディスクにバックアップしていたのだがその他のデーターは古い分しかバックアップがない。パニックになった・・・
花園に行く前日は何事もなく終了し、変な素振りもなかった。もちろん何かソフトを入れたわけでも、新たに周辺機器を追加したことない。再起動を試みても、結果は同じ。大切なデーターが15G程無くなっていたのだ。カスタマーセンターに電話して色々操作してもどうにもならない。焦る焦る。年賀状の住所録、給与表、色んな原稿等がない・・。泣く泣く古い資料から新しくデータを再構築する悲しい師走前半でした。そこで妻にオズオズと新しいパソコン購入をお願いしたところ、ニッコリ「良いわよー」の一言、で新しいパソコン注文。「パソコンは5年保たなかったけど病院は10年頑張ったのでご褒美(旧機は何とか使えるので院長室へお引っ越し)」と相成った。
実は開業10周年の記事はこの事件(事故?)で消失してしまったのだ、最近ボケてしまい原稿を良く思い出せない。この頭脳はどうバックアップしよう・・。

院長の独り言その97    <ノーマジーン:2010年03月号>

「こたつ」
我が家に「こたつ」が来た。綺麗好きの妻は、掃除の煩わしさと、入ったら出られない誘惑から、22年間こたつを封印していた。しかし、突然日本人に目覚めて「こたつ」を買って来た。数日後には二つの座椅子も加わり、リビングはすっかり「こたつ天国」となった。
最初は座っていても、いつの間にか肩まで入り、そのうちにひざを曲げ丸まってしまい首まで入り込み、いつの間にか寝てしまう。数時間後汗びっしょりで目覚める。シアワセ!
「こたつ」を買ったと人に話せば、「こたつでみかんを食べると美味しいよねー」と必ず返って来る。でもやっぱり「こたつ」はビールです。焼酎のお湯割りもいいです。DVDをみながら、つまみを食べながら飲む…日本人でよかったとしみじみ思う。ちなみに沖縄の実家でも17度と寒い?!日は「こたつ」から出られないそうです。
朝になると「こたつでポテチとスルメを食べたでしょう?ザラザラだよ!」と妻から小言です。「暗いからこぼれたのがわからないんだもん」と心の中で言い訳しながらも、「こたつ飲食禁止令」が出なように掃除しながら「ごめんね」と謝る私です。

院長の独り言その98    <ノーマジーン:2010年04月号>

「淡い期待」
娘の大学受験が終わった。受験生がいて何かとストレスの多い一年だったが、私には密かな楽しみがあった。娘に遠くの大学に行ってもらい、その後空いた娘の部屋との壁をぶち抜いて私の部屋を広げる計画だ。妻の許可も取り、部屋のレイアウト決まり、あとは娘が遠くの大学に合格するだけ・・。
ところが神様は意地悪で、合格したのは滑り止めの遠くの大学か自宅から通える所ばかり。私の夢は崩れ、娘はめでたく春からチャリ通学となりました。しょげる私に妻が自宅ではなくクリニックの院長室の改造を提案してくれた。新しいテレビに新しい家具に新しい机に…と胸を踊らせていると、手持ちの家具を加え、いらない家具を減らし、あれこれ移動させ完了。「これで使ってみてレイアウトが気に入ったらジャストサイズの新しい家具を買おうね」と妻がニッコリ。まるで何かの魔法にかかったかのように院長室は超快適空間に大変身。ルンルン気分で院長室のソファーに寝転んだ。結局新しくなったのは半年壊れていたブラインドのみ、まんまと節約家の作戦にひっかかったようだが、いつものことである。でも5年後には孝行息子が部屋をくれるだろう!?

院長の独り言その99    <ノーマジーン:2010年05月号>

「さくら」
今年も楽しみにしている桜の季節がやって来た。天気予報と開花情報ばかり気になっていた。しかし、やっと桜が咲いたかと思えば木曜日の休診日は2週間続けて雨、そして翌日の金曜日は2週間続けて晴天。「パパは雨男だから」と家族から言われたが「雨男じゃない、雨でも出かける男だ」と言い訳をしてしまった。
そうしている内に、満開の日曜日が晴天の予報で、私のテンションは急上昇。心も満開だった。ところが土曜日に親戚に不幸があり、日曜日に葬儀となってしまった。当日午前中は新規開業する後輩の病院に行って、午後から撮影に行く予定が潰れてしまい残念だった。
せめて夜桜でもと妻を誘うが、昨年寒い中2時間も撮影に付合わせたため、あっさりと断られてしまった、でも心優しい?妻は、岡山から葬儀に駆けつけた弟嫁に桜の素晴らしさ力説し、そばで聞いていた娘を説得。私に同行させる事に成功。断念しようとしていた寂しがりやの私は妻に感謝した。
日没時の「浅井の一本桜」は今年も綺麗だった。同行した二人も感動してくれた、でも携帯では中々上手く撮れず苦労していた。帰宅してパソコン画面で私の作品を妻に見せると「綺麗やね~、上手いね~」と妻は私の作品を褒めてくれた。そしておもむろにパソコン画面を写メで撮って、まるで自分の作品のように友人にメールで送るのであった。やはり妻が一枚上手である。

院長の独り言 その100    <ノーマジーン:2010年06月号>

院長の独り言もめでたく100回目となりました。そんな話を妻としていたら「ところでノーマジーンってどんな意味?」と質問された。驚きつつもヒントを出した
1)ある女優の名前、本名です
2)もう亡くなっています
のところで「わかったマリリンモンロー!」と妻が即答した。本誌編集の皆様、馬鹿な嫁ですが勘は鋭いので許して下さい。
「100回で終わりにして、私と選手交代しようか?院長独り言の次は、院長夫人のぼやき事はどう?」と妻がニンマリ、怖い怖い!何を暴露されるかわからないので、これからも私が頑張ります。
100回目の独り言(スミマセんボヤキです)

「ゴールデンウィーク」
4月の中旬から義姉と姪がフランスから関西に帰国し、旅行後GW前半は我が家で過ごす計画だった。ところがアイスランドの火山灰でヨーロッパ便は全て欠航。どうしても帰国したい義姉は、コネを使い違う飛行機会社のチケットをゲット!GWに1週遅れで1人で帰国した。でもその直前体調不良→1週間寝たきりとなっていた、フランスの大学病院で検査をし、ドクターストップがかかったにもかかわらず、薬をもらい帰国した。義姉いわく「どうせ寝とくならば、日本で寝てた方がいい!」との事。案の定、我が家に到着した直後から体調は最悪になった。時差ボケもあったのだろうが発熱して食欲も無く、元々細いのに体重は40㎏を切った。一日の大半をベッドで過ごし、当然看病するのは我々。注射や点滴をして少し回復、その後フランスの大学病院から検査結果がメールで届く。日本で薬を飲み始めてから随分元気になった。
「火山灰で帰国が伸びてよかったね。もしも関西旅行中に発病したら大変だったよ。」と言うと「火山灰で来れないストレスで病気になったから、欠航してなきゃ発病はしていない。諸悪の根源は火山灰よ!」と言って譲らない。我が家は外出もままならず、温泉に行く予定もつぶれ不完全燃焼なのに・・。GW最終日に「来年のGWは絶対旅行に行こうね!」と妻を労ると、強張った顔で「(義姉が)日曜日に来て日曜日に帰るからって言うから、てっきり1週間の滞在かと思ったら、2週間だって」と嫁、長いGWになりそうだ・・。
義姉の自由奔放さを見るたびに、「仕方ないフレンチ(フランス人)だから…」と子供達が納得している様子をみて、「やっぱり謙虚な日本人でよかった」と実感したGWだった

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