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院長の独り言

院長の独り言vol.169

院長の独り言 その169  <ノーマジーン:2016年3月号>

大雪

1月23日(土)から始まった39年ぶりの大雪の時皆さんは何をしていましたか?

1月24日(日)朝の雪景色に興奮した私は買ったばかりのビデオカメラで撮影したくなった。道路が少し溶けていたので車で高良山や筑後川周辺の雪景色を撮影に行こうとし、妻に止められた。それならばと、自転車に乗って出かけようとしてきつく止められた。仕方がないので、歩いて近所を撮影しに出かけた。
一通り撮影した時、西鉄電車が動いているのに気付き、電車に飛び乗った。途中、近所に出かけたまま帰宅しない私を心配して妻から電話があったが電車に乗ったことを知りびっくりしていた。どこも行くあてがないため、結局太宰府に行った。一面の銀世界で寒い中をなんとか撮影した。人はまばらで、外国人観光客の団体さんが来ていたが、さすがに寒さに強く、大はしゃぎしていた。
『台風や雪などの時に、自宅周辺や自分の船などの様子を見に行って怪我をしたり命を落とすのはだいたい男性である。くれぐれも不必要な外出は控えて下さい。』と繰り返し流されるテレビの注意も聞かず自分だけは大丈夫と思ってしまうのだろう。私は妻の忠告通り車や自転車を使わず電車に乗ったため、叱られなかったが、呆れられてしまった。妻の兄も、大雪のなか福岡の美術館に出かけていた。
わざわざこんな大雪の日に出かけなくてもと、こたつで丸くなる女性たちを横目に、嬉しくて駆け回る犬のような男達はやっぱり純真と言うか幼稚な生き物である。

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