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院長の独り言 その181   <ノーマジーン:2017年3月号>

リタイヤ

医者になって早30年。開業して丸17年が経過した。自宅とクリニックの往復の繰り返しの生活に、私はいつまで働き続けるのだろうかと考える。開業当初は60才で仕事を辞めて悠々自適な生活を夢見たけれど、現実には60歳ではまだ、子供が自立していない。65才では?と想像してみるが、借金はなくなっていても、老後のお金までは貯まっていない。

いくら平均寿命が80才を越えたとはいえ、健康で動ける年齢を考えると、今のうちに人生をもっと楽しまないとと焦ってしまう。同級生といつまで働くかが話題になるが、なるべく早くリタイアしたいと言うが誰も具体的には決められないようだ。会社勤めならば定年があるが、自営業者は自分で定年を決めなくてはならない。「俺はいつまで働けば良い?」と妻に問うと「主婦にも定年はないし、私も早く楽になりたいけど、まずは子供たちの自立まて頑張ろう。宝くじが当たったら即仕事やめてもいいからね!」と返事をもらった。

私の悪友①は巨額な借金で事業拡大に勤しみ、猛烈に働き、たくさんの人を雇い、返済に頑張り、競馬でちょっとしたお小遣いを稼いでいる。それに煽られた友人②も最近 iphone でネット競馬を始めた。一緒にゴルフをしても昼食時間は馬の話題で私は蚊帳の外である。二人とも優秀な医師なので患者さんは彼らが実はギャンブラーと言うことは気づかないだろう。

高額当選の上りに誘われて年に3、4回YOU○ETO○ENに宝くじを買いに行っていたが3000円以上当たったことはなく、だんだん買いに行くの面倒になってきた。それでも買い続けなければ当たらない。そこで「トト」にくら替えをした。毎週ネットで定期購入し、購入代金は引き落とされ、当たったお金は通帳に振り込まれる。今私の通帳にはトトの文字の横に数百円の入金が印字されている。大当たりしたらどうしようとワクワクしたのは最初の1か月である。以降はただ残高の確認のみ。毎週競馬予想で盛り上がる友人達を見ながら少し馬への興味がわいています。

久留米競輪や飯塚オートレース、佐賀競馬などを近くにはいろいろな公営ギャンブルがあるが、何も考えずに10億当たるという、超一攫千金の方が向いてるのかなと思ってしまう。

私が突然リタイヤしたらトトで大金を当てたと思ってください。