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院長の独り言

院長の独り言vol.176

院長の独り言 その176   <ノーマジーン:20169月号>

次女

今年の夏は2年ぶりに、フランスから来日し久留米の我が家に1ヶ月滞在した。

始めて我が家に来たのが生後三か月の時で、フランス在住の義姉が家に預け、東京へ2週間出張した。4ヶ月前に生まれた長男と一緒に、妻の母乳をたくさん飲み、ニコニコしてとても静かな赤ちゃんだった。それから毎年1ヶ月は、我が家で夏休みを過ごし、息子と一緒に保育園・小学校に通い、中学校は義姉の母校にお世話になった。標準語より筑後弁を学び言葉には不自由しない。もちろん英語やフランス語も堪能だ。

彼女が帰国するたびに妻や私に抱きつき別れを惜しんだ。涙目の私は毎回妻にからかわれた。私や妻にとっては1年に1度しか会えない次女だった。

今年は大学生になり、2ヶ月半の長い夏休みを、1ヶ月はアメリカ1ヶ月は久留米で過ごした。2年ぶりに会った彼女は身長が170cmを超え、すっかりレディーになっていた。しかし、相変わらず遠慮がちで気遣いができ、優しい娘のままでホッとした。

ほぼ同じ身長なので、着付けに義母や義母姉が駆けつけて長女の振袖を着せて、自宅で記念撮影をした。過去にも何度か長女や妻の浴衣を着せて撮影したが、振り袖姿は格別で、ファインダーを覗きながらうるうるしてしまった。久しぶりの一眼レフでの撮影だったがなかなかうまく撮影できたと思う。

あと10年もしたら伴侶を見つけ久留米に遊びに来なくなってしまうかもしれない。でもそれまではせっせと思い出になるような写真や映像を撮り貯めようと姪専用のハードディスクを増設し、ついでにパソコンも新調した私です。

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