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院長の独り言

院長の独り言vol.168

院長の独り言 その168  <ノーマジーン:2016年2月号>

今年の抱負

毎年元旦に家族で今年の抱負を表明する。忘れやすく飽きっぽい性格の私は、目標達成できないことが多いが、それでも毎年何か目標を掲げる。
例年は「宝くじを当てるぞ!」と抱負(妄想)を語っていた。どこかの高級リゾートでリッチな生活をしたり、ゆとりのある人生に飽きてボランティアに励んでいる自分を想像して夢みるが、現実は毎日コツコツと仕事に励んでいる。
自宅でスタッフと新年会をした時に「20年前に戻りたい?」と聞くと、今の記憶を持っているならば戻りたいとのこと。そうでなければ肉体が若返っても同じことを繰り返すだけで、二度と同じ苦労はしたくないらしい。
以前は私も、今の記憶を持って10年前に戻りたいと思った。バブル、万馬券、株で大儲けしてリッチな生活ができると。50歳をとうに過ぎた今となっては、たった10年戻っても劇的な変化は期待できないし、今の平穏な生活で十分だと思える。
離婚したスタッフは、結婚前に戻って結婚しないという。30歳のスタッフは20歳に戻れるならたくさんの選択肢ができる。40代のスタッフは「たった10年戻ってね~」と私と同じ意見のようだ。
女性の場合、結婚や出産は大きなイベントである。子供を産んだことを後悔する人はほとんどいないが、いろんな理由で結婚したことや夫の選択には後悔が多いようだ。もしも自分の結婚相手や恋人が、今の記憶を持って過去に戻ったら、自分を選んでくれるだろうか?そう思うと少し謙虚な気持ちになれる。

パートナー選びを後悔しているあなた、相手も後悔してるかもしれませんよ?
では10年後の自分はどうなっているか知りたいか?途中経過を知り、何か対処できるならば知りたいが、それでもかなり恐い。昨年は、いくつかの行事を忘れてすっぽかし、妻にかなり呆れられた。パソコンやスマホに予定を入れるのに、それらを見るのを忘れてしまう。ちゃんとカレンダーに記入してと言われるのにそれも忘れてしまう。
より良い10年後を迎えるために今年は「カレンダーにメモをする」を抱負にします。

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