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院長の独り言

院長の独り言vol.131-135

院長の独り言 その131   <ノーマジーン:20013年01月号>

忘年会

今年の忘年会は大盛況だった。

会場を真っ暗にして去年の忘年会とゴルフコンペの珍プレー集を予告風に編集したムービーを流して開会を宣言。そして余興が始まった。

練習時にはスローなダンスで本物とほど遠かったスタッフはスピードアップの特訓をこっそりしたらしく、本番では立派な「少女時代Gee」になっていた。緊張のあまり少し失敗し再スタートした事はご愛嬌である。妻は別口で友人とステテコに腹巻をし、ハゲヅラに瓶底メガネで「昭和時代Gee」を踊り、ママ大好きの息子が衝撃を受けるくらいのおっさん姿を披露した。初参加にも関わらず独りで舞台に上がり手品を披露してくれた若い担当者に続きゴールデンボンバーの「女々しくて」をやってくれた3人も息を切らしながら盛り上げてくれた。13年目にして余興初参加の調剤薬局は「日向ひょっとこ踊り」スローなテンポながら伝統芸能の奥深さを感じさせてくれた。最後はTバック姿で、うちわで陰部を隠しながら踊るDJ OZUMAの「うちわ芸」‥妻の希望でやった「うちわ芸」だが大学病院の医師二人も加わった。ビンゴの後に余興の練習風景や昨年の忘年会をまとめたムービーを上映し1次会終了。2次会は30人ほどでカラオケに行って踊って歌いまくった。酔っぱらって帰宅し6時間に渡る忘年会が終わった今年は大満足だった。

特に印象に残った「うちわ芸」は余り練習する時間がなかったようだが、ほとんどのメンバーがむだ毛を剃り体にオイルを塗って踊る姿は携帯やカメラを片手に最前列に陣取ったスタッフ達の黄色い声援と会場を包む異様な熱気で大盛り上がりだった。実は私も参加したかったのだが、練習のお誘いがなかった。「心の準備はできていたのに残念」と妻に愚痴ると「心の準備はできていても、体の準備はできてないからね~」と返され来年の忘年会に向けて体を鍛えてやる!と強く誓った。

 

院長の独り言 その132   <ノーマジーン:2013年02月号>

香港

妻と初めて香港に行った。どうしても夜景を撮影したかったのだ。気候が良くて、一番綺麗で、旅費が高くない時期を選んだ。妻の人脈で香港通の30代福岡在住男性に待ち合わせして香港案内をしてもらった。2011年にオープンした世界一高いホテルは、フロントが103階、その上が客室。部屋からの眺めはまさに百万ドルの夜景で、高所恐怖症の妻は窓から下を見ては、おしりがムズムズする怖さを楽しんでいた。

案内人のお陰で、スターフェリー、路面電車、ピークトラム、地下鉄に乗れ、観光バスで回るツアーとは違った体験ができた。ただ高級ブランド好きな彼と違い、興味のない私達は、ショーウィンドウに飾られた商品の値札の0を数えたり、フェラーリなどの高級車がバンバン走る道路を見ながら彼の買い物を待った。香港は一足早いバーゲン期間中で買う気満々で出かけたが、しまむら大好きの妻が買ったのはZARAのワンピースとフォーエバー21のベストだけ、つくづく貧乏性を実感した。私は撮影のみ。

ホテルには素敵なプールがあり、特に夜は幻想的にライトアップされるため水着を着て撮影に行った。夏からのジム通いで10キロ近く痩せた私は、随分いい体になった気がしていたので妻に写真を撮ってもらった。シャッターを切りながら「いい体になってきたね~」と妻に言われワクワクしながら写真をチェックしたらお腹の肉がついた不格好なおっさんが写っていた。余りのショックに「俺ってこんな体?」と聞くと、「それでも随分細くなって格好良くなってるよ」と即答された。ここ数か月の努力を思い出しながらも、少しマッチョなちょい悪オヤジへの変身はまだまだ先のようだ。まさにローマは一日にしてならず。

 

院長の独り言 その133   <ノーマジーン:201303月号>

YO・RO・SHI・KU

20年以上前に当時妊婦だった妻から「生まれて最初に見る人間がデブなパパじゃダメでしょう」と言われ、スイミングと食事制限で10kg体重を落とし、格好いいパパ?で娘と対面した。

その後は太ってはダイエットを繰り返し、お酒につまみに甘いものの誘惑に負けまくりバンバン食べていた。開業してからは拍車がかかり、最盛期には100㎏近くまでパンパンに太っていた。最後には「私は太っていない!」と自己暗示をかけた。スタッフに自分が太っているか問いかけて苦笑いされた。ズボンのウエストサイズはどんどん大きくなり、スタッフの結婚式前日に礼服が入らず買いに走った。スポーツクラブに申し込み10回も行かずに退会したこともある。食事制限のみのダイエットなら何度も挑戦し-4-5kg体重が減ると気が抜けてまた太るの繰り返しだった。

その私が昨年7月からジムに通い、食事制限をし、マヨネーズを封印し、お酒を減らし(禁酒は無理)再び10kgの減量をした。体脂肪も「肥満」→「標準」となり服がウカブカになっていった。ウエストサイズは10cm減ズボンを3回買い直し、シャツ類も3LからLLになり、オシャレを楽しめるようになってきた。

なのの「痩せたね~」と言ってくれる人は意外と少ない。「なぜ?」と妻に聞いてみたら「この年で痩せたら、病気のこともあるから、むやみやたらに痩せたって言えないんじゃない?」と言われ納得。

この場をお借りして一言。

私はとっても健康です。

「先生痩せましたね」と言われると嬉しいです。

「痩せて格好良くなりましたね」と言われると最高に嬉しいです。

それでは皆様、YO・RO・SHI・KUお願いします。

 

院長の独り言 その134   <ノーマジーン:201304月号>

東京

東京マラソンのあった週末に一泊で東京の講演会に招待された。ビジネスシートに乗って高級な部屋に宿泊の豪華版。一緒にどう?と妻を誘うが一泊での東京は疲れるので、留守宅を守っておきます。と丁寧に断られた。それならば頑張って楽しんでやる!空港のラウンジから、銀座飲み屋、東京タワー、スカイツリー、浅草・銀座でマラソンの応援等々の写真と動画をLINEで家族に送り続けた。子供達からは大した返事もなく、妻からは「綺麗ね。良かったね。すごいね。」と時々短いコメントが返ってきた。

交通規制と東京の人の多さにうんざりしながら、することもなくなった。早い便で帰ろうとするが、満席で無理。時間が余ってしまった。その時ふと、東京のお土産は何がいいとの問いに。「もしも見つけられたらお菓子と魚の粕漬を」と言っていた妻の言葉を思い出した。「青い箱で・・・案内所横の店の・・・」うろ覚えの記憶をたどり目的の品を見つけた。嬉しくて「これですか?」と写真を添えてメールするとすぐに「それそれ!見つけてくれてありがとう・・・」と今まで一番長い文章が即座に返ってきた。もっと喜んでもらおうと、お菓子は一番大きいのを箱買い、他にもおいしそうなお菓子を追加した。あとはラウンジでビールを飲んで過ごそうと店を出た瞬間にまたしても妻からメールが。「お菓子は小箱でいいからね。他には何もいらないよ~。買いすぎないでね!」時すでに遅しである。

 

院長の独り言 その135   <ノーマジーン:201305月号>

 

リバウンド

娘のバスケの試合観戦と里帰りを兼ねて、2泊3日で妻と沖縄へ行った。いとこが沖縄で運転手をしてくれると言うので、福岡空港のラウンジでビールを飲み始めた。

昼間から飲むお酒は格別で、ビール4杯にハイボール1杯を飲み、飛行機に乗り込んだ時には立派な酔っ払いになっていた。機内であきれ顔の妻を撮影しようとしたら、カメラがない。ラウンジに忘れたことに気が付いたのは離陸の10分前。キャビンアテンダントにお願いし、大騒ぎの末カメラが戻って来てホッとした。

ホッとしたので、飛行機内でシャンパンのミニボトル3本とビール1杯を飲んだ。酔っぱらうとお喋りになる私は、妻に話しかけては声が大きいと注意されるがお構いなしである。

無事に沖縄に到着し、ホテルでお風呂上りにビールを2本飲んで爆睡した。

翌朝目覚めて試合観戦に出かけようと思ったらコートがない。ホテルで確認してもない。妻からは「先週カードで買ったばかりで、まだ支払いもしてないのに!これってローンが残った車を事故で廃車にするようなものよ!物はないのに支払いだけは残って!」と冷たくお説教。結局、大騒ぎの末、空港の落とし物で見つかり又々ホッとした。酔っぱらった私が預けた手荷物を受け取る際に落としたらしい・・「二度あったけど三度目はないよ」妻の説教はごもっともでした。

娘の試合は一勝一敗だったが、私の後輩でもある男子バスケ部は、久しぶり(6年以上未勝利)に試合中からお祭り騒ぎで、娘の試合そっちのけで男子の試合のシャッターを切った。

その夜は、たまたま沖縄に来ていた妻の友人といとこの4人で宴会となり、ビールや泡盛や焼酎をしこたま飲んだ。

最終日は福岡空港からの運転があるので禁酒!のはずが、ラウンジのビールとナッツの誘惑に負けて4杯も飲んでしまった。これで帰りの運転手は妻に決定。せっかくなので、飛行機の中でもミニシャンパンを3本飲んだ。暴飲暴食つけは、帰宅後の体重計がしかっり示してくれた。「太ってた時の洋服はおいてるから大丈夫よ。」と妻に言われ、酔いが覚めかけた私の頭には「リバウンド」の文字がぐるぐると回り始めた。

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