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院長の独り言

院長の独り言vol.051-055

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院長の独り言その55    <ノーマジーン:2006年9月号>

「義弟・義妹」
岡山に妻の弟夫婦が住んでいる。身近な親戚の中で唯一酒の相手ができるので彼らが里帰りの度に毎晩酒宴となってしまう。しかも義弟は酒屋で働いていたことがあるためやたら詳しく美味しくて安い日本酒や焼酎、ウイスキー、バーボンの話はもちろん飲み屋さんの業界の話まで教えてくれる。義弟の妻はこれが結構酒豪なので三人一緒だと色んな瓶やカンがが何本か転がることになるが、妻はニコニコして怒らない。  で、翌日、私は酒の匂いがしないようにたくさんコーヒーを飲んで頭痛薬飲んで診療することになる。全くウレ迷惑な話である。でも彼らといると体重がドンドン減る!夕食そこそこにつまみ無しで酒ばっかり飲むからである。こんなダイエット、医者がするべきではないと自戒するが弟夫婦が里帰りするのが楽しみな私です。

院長の独り言その54    <ノーマジーン:2006年8月号>

「親似」
ある大雨の日曜の朝、急に思い立ち息子と妻と三人で熊本にある母校M学園に行った。寮も学食も共同浴場も体育館もプールも以前の面影があった。女子学生がいるのに違和感があったが悪い気はしなかった。
中高6年間を寮で過ごし、バスケ三昧の日々、寮を抜け出し使い走りさせられた遠い「ミスド」など昔話をしながら私は得意になって校内と学校周辺を案内した。たまには子供に父親の歴史を教えてやろうとしたのだ。しかし、彼が興味を示したのは学食前にある池の亀と鯉。「お父さん、このカメすっぽん?魚釣っていい?落ちてるお金取っていい?」 さすがに呆れてしまった。でも入学早々ふざけて池に落ちたり、実際に釣りをして寮監にしこたま叱られた13歳の自分を思い出した。血は争えないと確信した1日だった。

院長の独り言その53    <ノーマジーン:2006年7月号>

「事件」
ある日病院に警察から電話があった。自宅の警備システムが異常を感知し、警察と警備会社が自宅に入る事の許可を問うものだった。慌てて妻は帰宅したが、近所の友人から、自宅が包囲されているけど大丈夫?と電話があったらしい。そして帰宅した妻の見たものは、パトカー6台に白バイと10人以上の警官。まるで刑事ドラマの事件現場だったらしい。結局、留守を頼んだ知人が警備の機械を誤作動させたらしい。何で写真を撮らなかったのかとみんなに言われた妻が一言。「そんな余裕無かったわ!だって、事情聴取された時に、名前も年齢も本当の事を言ったくらいよ!」

院長の独り言その52    <ノーマジーン:2006年6月号>

「ポートレート」
スタッフの人数が増え、患者さんに顔を憶えてもらうため、写真を貼り出す事にした。スタッフ8人分の写真撮影をし、ほんの少しだけ美人に変身させた。出来上がった一覧は、なかなか美人揃いで、文化街でも通用しそうである。婦長と妻は、こっそり源氏名を考え笑い転げている。こっちはマリア、そっちはスーザン、微妙にヒミコ…いい加減だが、確かに的を射ている。もしも私の写真があったなら、源氏名は…モジャ江、ヒゲ美、ジャイ子?

院長の独り言その51    <ノーマジーン:2006年5月号>

「今回は歌舞伎町です」
1泊2日で東京へセミナーに行った(ちゃんと勉強したよ)。前日に上京し、その夜は美女!?のいる店に連れて行ってもらった。私たちのテーブルに着いた娘はお店のNo.1。さすがに美しい!色白美肌、華奢でボイン、歩く姿はモデル以上!ショータイムも豪華絢爛で、ヤッパ東京!と感激。連れていった女性スタッフも絶賛しチップの嵐!!!「胸は100万かかったの、女になるために、せっせと手術代を貯めているの、初恋は坊主頭の時、無精髭は好きだけど自分のは嫌、トイレも温泉も女子用に入り、絶対に声は出さないの。」とそんな話で盛り上がり、楽しい時間を過ごした。ホテルに戻ったのは深夜になっていた。帰久後、ニューハーフ達と撮った写真を妻に見せ、有頂天になって話をした。「めちゃめちゃ綺麗やね~!肌なんか女以上やね~ねぇ、ちょっとクラっときた、ムラムラせんかった?」との妻の質問に、「微妙~」としか答えきれませんでした。

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